シャフトスリーブとは?
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当社は、昭和25年に設立し、約30年前から、多品種小ロット生産に対応した精密機械加工を手掛けており、その中で、当社の主力製品の一つに「シャフトスリーブ」があります。
シャフトスリーブとは、石油化学プラントや製鉄所などにおいて薬品や石油等の液体移送用ポンプに組み込まれる重要部品です。
腐食性の化学薬品などに常に接触しながら、ポンプのシャフトと一体となり高速で回転する部品であり、さらに化学薬品等の外部への漏洩を防ぐために用いられるシールとよばれる軸封装置と常に接触するという、非常に過酷な環境で使用されます。
そのため、通常シャフトスリーブは腐食に強いステンレス製で、さらに耐摩耗性、耐食性を高めるため、ステライト溶接肉盛やセラミック溶射、WC溶射、ハードクロムめっきなどのコーティングが施されることが多いです。
当社のシャフトスリーブは、国内大手石油化学会社で水島コンビナートにプラントを有する旭化成株式会社や日本ゼオン株式会社、三菱化学株式会社等多くのプラントにおいて使用されています。

最も一般的なシャフトスリーブです。
耐食性に優れたオーステナイト系ステンレスSUS304を使用しています。その他にも、SUS316、SUS316L、SUS420J2でも製作可能です。
さらに耐食性にすぐれた、ハステロイ、インコネルも対応できます。
耐摩耗、耐腐食に優れたステライトをSUS304に溶接肉盛しています。
必要な部分だけにステライトを使用できるため、コストパフォーマンスに優れたシャフトスリーブです。
当社では、ステライト肉盛溶接から精密機械加工まで一貫して行いますので、コスト、納期、品質の優れた製品を提供できます。


摩耗係数が少なく耐摩耗性に極めて優れたハードクロムめっき(硬質クロムめっき)をSUS304にコーティングしています。
摩擦係数が低く、コストも安いため広く使用されています。
耐摩耗性にすぐれたWC(タングステンカーバイトをSUS304に溶射したシャフトスリーブです。
セラミックと金属の複合材料で、硬度と靭性の優れたコーティングです。
鏡面仕上げも可能です。


SUS304に自溶性溶射でコーティングしています。
自溶性溶射は、ニッケルもしくはコバルトをベースにした合金です。
溶射されたあとに約1100℃の雰囲気で再溶融されて合金層を造り、無気孔の皮膜となって母材に溶着します。
耐摩耗性に加えて耐腐食性にも優れていることが特長です。
SUS304にセラミック(酸化クロム)を溶射しています。
酸化クロム溶射は、もっとも緻密な溶射皮膜を形成します。
用途の主体は摺動部品などの耐摩耗コーティングです。

下図に当社における「ステライト肉盛溶接のシャフトスリーブ」の製造工程を示す。

ステライト溶接前加工(溶接部のアンダーカット

表面硬度強化のためステライト溶接肉盛

形状の仕上げ加工(切削加工・フライス加工・スロッター加工等)

表面硬度強化のためステライト溶接肉盛
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